ホーム工法と資材法面保護工事
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モルタル・コンクリート吹付、吹付法枠の植栽緑化
グリーンポケット工法
WEBグリーンポケット協会
施工事例
 
 
 
モルタル吹付面を みどり により、緑化法面に!!
 
 植生基盤をプランター状に造成して、従来永続的緑化が困難とされていたモルタル・コンクリート吹付や急傾斜法面吹付枠工と併用して、植栽工等により法面の安定性の確保と共に、「みどり」による「うるおい」と「安らぎ」を提供する工法です。
 
 ■ 特徴と効果
 
(1) 「うるおい」と「やすらぎ」の修景効果があります。
モルタル吹付法面やコンクリート壁面などの灰色で景観的に見苦しい壁面を、ツル植物や花木類を植栽することにより、美しく季節感のある修景効果をもたらすことができます。
 
(2) 光の照り返しを防ぎます。
緑被により太陽光やヘッドライトの乱反射を防止し、運転者の安全走行と地域住民の潤いある生活環境を創出します。
 
(3) 湧水等の排出効果を発揮します。
客土袋の土砂吸出し防止効果により、湧水時には余剰水を効率よく排出するとともに、植物の生育によって強制的に湧水を蒸散させる効果も期待できます。
 
(4) 表面温土の上昇を抑制して風化を抑制します。
夏季における法面・壁面の表面温度は60℃以上になります。
法面・壁面を緑被することにより、表面温度の上昇抑制および熱の照り返しを防ぐことができます。
また、表面温度の高温化抑制効果によって、吹付面および地山の風化の抑制効果も期待できます。
 
(5) 環境保全効果があります。
●大気浄化機能、CO2削減
●ヒートアイランド現象緩和 → エネルギー(電気代)の節約
 
(6) 植物の根茎が恒久的に斜面抑制効果を発揮します。
植物、特に木本植物の根茎は、風化層や岩盤の亀などに侵入して地山の緊縛力を高めることで、法面の安定・抑制効果が期待できます。
木本植物のなかには、地上茎が葡萄的生長形態をなす種類があり、生長過程で根茎の定着する場所を多次元にたどります。その基点を地上茎が結ぶことで相互間の連結効果が生まれ、根系の引き抜き抵抗力との相互作用により、将来予想されるコンクリート吹付層の劣化などによる崩落、剥落を抑制することも期待でき、長期的な安全性の確保が図れます。
 
 ■ 種類と用途
 
      
法面に植生基盤となる客土袋をリブネットとアンカーピンで固定し、吹付工法でプランター状に形成するタイプです。  
植栽孔が客土袋上部に付き、雨水を効率よく確保するとともに、植生基盤(客土袋)に比較して植え穴が小さい巾着場となっていますので、水分の蒸発が少なく保水効果に優れた構造です。  
急勾配や凹凸の多い法面および長大・高所法面にも適応できます。  
   
花木を主役とした緑化法面 多種多彩な植物を導入
 
       
 
    




ポケットタイプを横に連続した形状で、構造はポケットタイプと同様です。
ポケットタイプと比較し、客土量が多く植栽スペースが広いため、多彩な修景効果が期待できます。
特に自然環境が重視される場所においては、植栽工、植生誘導工などにより、地域自然環境の保全に配慮することができます。
亀裂が少なく基盤が肥沃でない岩盤や、急勾配および凹凸の少ない法面などに適しています。
    
 
遺跡(観光資源)の保護(天然記念物「恐竜の足跡」) 景観向上と交通安全に配慮
     
             
 
 
客土袋を地山に埋設して、ツル植物や草本類などを植栽するタイプです。  
植栽部分を除き、法面全体を吹付けることによって雑草等の侵入を抑制するマルチング効果が期待できます。  
風化しやすい軟岩やローム層、硬い土砂層を対象とします。  
     
   
 
法枠の横梁上部に取り付けたリブネットに、植生基盤を収容し、吹付工で仕上げるタイプです。
植生基盤を吹付工によって覆うため、法枠と一体化するとともにマルチング効果も高く植物の乾燥害を受けやすい法面に適しています。
植生基材吹付工などでは、梁断面が大きく、急勾配では、横梁の下部に雨水があたらず、生育不良になる場合があります。
本タイプは、植生基盤を横梁の上に造成することで、急勾配でも雨水を取り入れることができるため、永続性のある緑化が期待できます。
民家に隣接した法面の環境改善 美空ひばり「みだれ髪」の舞台
 
 
横梁上部に化粧・防錆加工を施したリブネットで植生基盤を造成するタイプです。
吹付工が困難な場合や修景・美観に配慮する場合に適用します。
工場で製造したプレキャスト製品による造成のため、熟練工を必要とせず、また工程の短縮や省力化が図れます。
相沢川取水ダム 施工後10年
(ヘデラ、オオムラサキ)
マンション敷地内の崖斜面の緑化
 
 
     
モルタル・コンクリート吹付工、法枠工等によって、既に法面保護工が施工されている吹付面の景観の改善・向上を目的としたタイプです。
植生基盤の造成は、吹付法面を削孔し、植物の根系を地山に侵入しやすくすることで地山から養分、水分の供給を受けることができるため永続した生育が期待できます。
  
 
 
  
「アーチフレーム工法」と「グリーンポケット工法」を組み合わせた法面緑化工法です。
アーチフレームの美的効果にグリーンポケット工法の「みどり」を取り入れることにより安全・安心とともに優美な緑化の法面を創出することができます。
アーチフレーム工法は、従来の吹付法枠がもっている機能に、美的要素であるアーチ曲線を加え、景観上の美的効果を高めた吹付法枠工です。
吹付法枠工と同様に法面表層部の侵食防止、表層部の浅い小崩落の防止機能とともに、アーチフレームの曲線による優しさ、安らぎ、安定感などを与えることが期待できます。
アベリア、ミヤギノハギ、ヤマブキ、
オオムラサキ、サツキなど
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